8月も残すところあと数日となりましたが、
この夏は、少しずつ八ヶ岳プロジェクトが進行しています。
今回のプロジェクトでは、
「大工さんの技術を伝える場をつくる」
という主旨で、いつも一緒にお仕事をしている工務店・鯰組の大工さんに、
「とっとり小屋」の材料を墨付・刻み・仮組して頂き、現地で建方をします。

吉川の鯰/鯰組:http://www.yoshikawano-namazu.com/
・墨付とは?
木材(構造材や造作材)を加工する前に、「墨つぼ」や「墨さし」等の道具を使い、
加工するための印をつけること。
・刻みとは?
主に墨付をした材料の接合部分(継手や仕口)を手作業で加工すること。
・仮組とは?
刻み終わった材料を現地で建方する前に仮に組むこと。
事前に仮組することで加工部分の微調整を行い、実際に敷地で建てる際の作業を
より効率的にする。
緊張感のある鯰組さんの「広場 (こうば)」で、親方、中堅、見習いの大工さんたちで、
材料の墨付、刻み、仮組と着々と作業が進みます。
・とっとり小屋
軸組材(柱・梁):株式会社 サカモト http://woodymind.sakura.ne.jp/
Jパネル(壁・床・野地板):協同組合 レングス http://www.length.or.jp/index.htm
ブログ「八ヶ岳の家01:とっとり小屋 始動」
http://teamsakura2018.sblo.jp/article/185005704.html
また今月は、八ヶ岳の現地でも基礎工事が着々と進んでいます。
つづく
平成27年8月28日
加來千紘
加來千紘