2010年01月25日

世界で一番やさしい木造3階建て

昨年後半に、3名で書き進めてきた「世界で一番やさしい木造3階建て」が、先週末に建築知識から出版されました。

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2階建てと3階建てで、設計上、大きく異なる点は

1.準防火地域・防火地域では防火規制が厳しくなる
2.構造計算が必須となる
3.建築確認に提出する書類が増え、審査に時間がかかる

などがあげられます。本書では、防火、構造、建築確認の3点に焦点をあてて、はじめて3階建てにチャレンジされる設計者・施工者でも理解してもらえるような内容となっています。

 都市部では3階建てが増加の傾向にありますが、世の中に3階建ての設計法に関する書籍は少ないのが現状です。
 都市部=防火地域指定があるので、建物を準耐火建築物、耐火建築物にする必要がでてきます。この時点で木造をあきらめたり、2階建てにしたりといろいろとあの手この手を考えることも少なくありません。ただ、現在の技術では、木造でもこれらの準耐火、耐火建築物をつくることができます。
 
 都市部の3階建てだから、木造はよくわからないのであきらめようと思わずに是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

防火の部分を安井が担当しましたので、是非、ご覧下さい。


平成22年1月25日
安井昇
posted by TEAM SAKURA at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造防火

2010年01月01日

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりありがとうございました。

おかげさまで、設計・防火技術開発・木造防火啓蒙の3つの柱に関して、様々なプロジェクトを成功させることができました。

これも皆様のご協力・ご指導をいただけたからと心から感謝しております。



[設計]
1.木造準耐火燃えしろ設計3階建て住宅が谷中に完成

 今年はこのプロジェクトの防火設計手法やディテール、材料供給体制など、世に広くしっていただきたいことを整理し発信していきたいと思っております

[防火技術開発]
1.Jパネルを使った準耐火構造の床・屋根の大臣認定取得

 協同組合レングス、エムズ建築設計事務所らと協力して、天井面に木材をあらわしとした準耐火構造床・屋根の実用化に成功しました。今年は、この仕様を広く知っていただけるよう発信していきたいと思っております。


2.まちの建具屋さんがつくれる木製防火戸性能評価試験合格

 NPO家づくりの会らと協力して、まずはスギとガラスでできたはめ殺し窓の性能評価試験に合格しました。春以降に大臣認定取得できる見込みです。今年はこの仕様を広く知っていただけるよう発信していくとともに、他の開閉機構についても実用化できればと思っております。

[木造防火啓蒙]
1.世界で一番やさしい木造3階建て出版(予定)

 今年1月末に建築知識の世界で一番やさしいシリーズの木造3階建てが出版されます。その防火設計の部分を執筆しました。市街地に増えている木造3階建ての防火設計についてわかりやすく解説しましたので是非、ご覧ください。

2.木造防火に関するセミナー・講演会講師

 30回を超える講師をさせていただきました。設計者、施工者、行政、材料供給者、ユーザーの方々に木造防火の技術、可能性を知っていただく良い機会を与えていただきました。今年も昨年同様に続けていきたいと思いますので、是非、お気軽にお声掛けください。

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今年は「伝える」をテーマに様々なプロジェクトに取り組んでいきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。



平成22年元旦
安井昇
posted by TEAM SAKURA at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | TEAM SAKURA